さあさあさあ!!
ついにやってくるぜ!あのビックイベントが!!
そう!「富士総合火力演習(そうかえん)」だあ!!(うるさい)
この熱すぎるイベントを逃したら夏も終われないぞ!(そんな訳ない)
しかも今年は令和元年!!令和を意識した演目も入っている事も十分期待できる。絶対に見ないとな……
このページを見てる君たちはこんな事言わなくても【そうかえん】について熱い思いを持っているだろうから、いちいち説明しなくても大丈夫だよな?
このページでは2019年度の富士総合火力演習(そうかえん)についての情報をガンガンまとめて行くぞ!大量の自衛隊ファンが押し寄せるこのビックイベント。うかうかしてると「おめえの席ねえから!」
目次だぜ
2019年度の富士総合火力演習の日程
遂に情報が解禁されたぞ!!
令和元年8月25日(日)10時に開始、12時15分に終了予定だ!
だけど、楽しめるのがこの2時間だけなわけじゃないぞ!!
そうかえんの開場時間と待機時間の楽しみ方
どうせ行くなら絶対に早く行った方が良い。
流石に最前列の席を狙うなんて夢を持つとかなりの激戦に身を投じる羽目になり体力も削られるが、そうではなく早く行くだけで楽しめるイベントが多くあるので是非とも早めの演習場入りを考慮してみてくれ。
あ、そうそう。開場時間は6時半くらいだぞ!
一番乗りしたいなら五時くらいには演習場に着いていないと厳しいと思われる。良い人もいれば自分勝手な人もいる事を前もって理解しておこう。(特に写真撮りたいマンには気を付けような。皆仲良く!)
2019年度の富士総合火力演習の開催場所
当然だが、静岡県御殿場市の東富士演習場で行われる。
もし東富士演習場以外で行われたらかなり衝撃的なニュースになるだろう。そもそも名前が変わってしまうしな。そうかえんってのは場所が変わっても同じだが……。
会場への行き方。最寄りは?車で行っても良い?PASMO,Suicaは使えない
会場最寄りの駅はJR御殿場駅となっている。
電車で御殿場駅に到着したら、そこから先は駅から運行される臨時直通バス(民間バス:有料・片道570円程度)か、タクシーを利用するのが一番だろう。例年、この付近は本当に混雑するから気を付けてくれ。時間には余裕を持って行った方が良いだろう。
※首都圏方面からの交通系ICカード(Suica・PASMO等)はエリアが異なるため、使用できないぞ!!
窓口等で別途手続きが必要となり、小さい窓口が滅茶苦茶混雑することになる!
必ず全区間分の往復切符を購入しておいてくれ!
帰りに切符購入するのも混雑するから往復切符が賢いぞ!
また、車での来場に関してだがタクシーでの来場は金が許すのであれば問題ない。ただ、会場へ向かう道はものすごく混んでいるし、入り口付近はものすっごく(!!)混雑しているので降りる場所は少し空いているところにしてもらえると皆助かると思う。決して会場内には入らないでくれ。タクシーにそれをやられるとカオスになる。まあ、ほとんどの運転手が分かっていると思うがな。
問題なのはマイカーでの来場だ。下の画像を見て分かるように、駐車券付きの当選はがきを手に入れた者しかマイカーでの来場は許されていない。それも、会場に直接行くのではなく指定された駐車場に車を停めてからバスで来場するという行程なので、注意が必要だ。自衛隊の方、運営の方の指示には必ず従うようにお願いする。
(ただ、誰かに送迎してもらうだけならマイカーで来ても大丈夫だ。要は車を止める場所など無いという事なのだ。)
2019年度の富士総合火力演習の応募方法
総火演には去年から引き続きインターネットでの応募のみとなっている。
1人につき1件応募ができ、当選はがき1枚につき最大4名まで入場できる。(つまり、家族四人で行きたかったら四人全員で応募して一人でも受かれば皆で行けるわけだ)
それと、陸自公式Twitterをフォローしている人には、ダブルチャンスあり
※落選しても陸自公式Twitterをフォローしている方の中から抽選により再当選
多分こんな弱小ブログの記事を見ている自衛隊ガチ勢の諸君なら既にフォロー済みだろうが、もしまだしていない人がいたら自衛隊のツイッターをフォローするべし!
結構面白いツイートしてるぞ!
応募要領の重大な変更点!
今回のそうかえんの応募に関しては去年と違う点がある。
そう、青少年券の応募可能年齢が29歳以下から32歳までに引き上げられたのだ!
去年ギリギリ応募できた人、できなかった人にとっては滅茶苦茶嬉しい変更点だよな
下の写真は去年から変わらずに自衛隊のホームページに貼られているものだが、29という数字を32に置き換えてくれ。
青少年券は同伴者に対象者が居れば申し込める券で、当選確率が一般券より高くなっている。四人家族の中に一人子供が居れば四人全員が青少年券に応募できるのだ!
青少年券は当たりやすい?当選確率を爆上げしろ!
応募方法に関連して、この青少年券がどの程度当たりやすいのか。また、俺がこれまでに5回中3回そうかえんに参戦するために行った方法を紹介するぞ。
応募フォーム入力例
下の写真も自衛隊が公表したインターネット応募フォームの入力例だ。大いに参考にしてくれ。
富士総合火力演習のチケットに外れたら中継を見よう!!
富士総合火力演習に持って行った方が良い物。熱中症にはマジで注意
これまで三回そうかえんに行ったことのある俺様(何様)があった方が便利だよなーと思う物を厳選したぞ!
カメラとか入場券なんかは必須すぎるので除外している。
この椅子はマジでおすすめ!ちょっと高いが、背もたれがある上に周りに迷惑が掛からない優れモノだ!!
まあ富士の炎天下に耐えられる装備ならなんでも大丈夫だぞ!自衛隊員は、水と帽子だけで耐えてるんだからな!(大雑把)
だがしかし、熱中症は本当に怖い。怖すぎるくらいに怖い。
この記事を読んできちんと準備しといてくれよ。絶対に油断するな!
特に制汗シートと、日焼け止めは絶対に持って行ってくれよ!
2019年度の富士総合火力演習の注目兵器
【参考】2018年度の総火演の演目
演習は陸上自衛隊の主要装備品を順次紹介する前段演習、目標地域を敵部隊の防御陣地と想定して諸職種協同での戦闘様相を展示する後段演習の2部構成で実施されるんだ。
全体の構成は例年ほぼ共通で、新規装備の配備や防衛計画の大綱(防衛大綱)の改定などに伴って随時見直されている。後段演習の開始時には「状況開始」、終了時には「状況終わり」の号令がかかる。まあ、きちんとした訓練の一つだからな。この辺はちゃんとしている。
実施時間は概ね午前10時から正午まで。演習前後および休憩時間には音楽隊による演奏が行われるぞ。終了後は演習展示地域にて装備品展示を行う(1時間程度)。
前段演習(陸上自衛隊の主要装備品の紹介)
- 遠距離火力 – 特科火力(99式自走155mmりゅう弾砲、155mmりゅう弾砲 FH70)
- 中距離火力 – 迫撃砲(81mm迫撃砲 L16、120mm迫撃砲 RT)、誘導弾(87式対戦車誘導弾、中距離多目的誘導弾、96式多目的誘導弾システム)
- 近距離火力 – 対人障害(指向性散弾)、普通科火力(01式軽対戦車誘導弾、対人狙撃銃、96式装輪装甲車、84mm無反動砲、89式装甲戦闘車 他)
- ヘリ火力(対戦車ヘリコプター AH-1S)
- 対空火力(87式自走高射機関砲)
- 戦車火力(90式戦車、10式戦車、16式機動戦闘車)
- 空挺降下(第1空挺団)
後段演習(島嶼部に対する攻撃への対応)
- ビデオ放映(リムパック2016(米国における米海兵隊との実動訓練))
- 沿岸監視部隊等による警戒及び監視活動(JTPS-P23レーダー)
- 島嶼部に配置した部隊による戦闘
- 対舟艇射撃(中距離多目的誘導弾)
- 火力誘導班による偵察活動・F-2による模擬精密爆撃(F-2戦闘機)
- 機動展開
- 先遣部隊の機動展開
- 偵察活動(観測ヘリコプター OH-6D、多用途ヘリコプター UH-1J、偵察用オートバイ)
- 警戒援護及び制圧射撃(戦闘ヘリコプター AH-64D)
- 先遣小隊の降下(多用途ヘリコプター UH-60JA、輸送ヘリコプター CH-47JA)
- 降下の射撃援護(戦闘ヘリコプター AH-64D)
- 攻撃前進と要点確保(先遣小隊)
- 中隊主力の一部降着(輸送ヘリコプター CH-47J/JA、高機動車)
- 降着の射撃援護(対戦車ヘリコプター AH-1S)
- 各自展開部隊の機動展開
- 先遣部隊の機動展開
- 奪回
- 島嶼部に機動展開した部隊による奪回
- 水陸機動部隊の上陸
- 島嶼部に展開した部隊主力による戦闘
- 偵察活動(87式偵察警戒車、軽装甲機動車、偵察用オートバイ)
- 攻撃準備射撃(観測ヘリコプター OH-6D、特科火砲、普通科迫撃砲、模擬艦砲射撃)
- 射撃支援(87式対戦車誘導弾)
- 障害処理援護射撃(特科火砲)
- 障害処理(92式地雷原処理車)
- 前進支援射撃(観測ヘリコプター OH-6D、特科火砲)
- 攻撃前進(10式戦車、89式装甲戦闘車)
- 突撃支援射撃(特科火砲、普通科迫撃砲)
- 突撃(90式戦車、10式戦車、89式装甲戦闘車)
- 戦果拡張(戦車部隊、ヘリボーン部隊 他)
- 島嶼部に機動展開した部隊による奪回
演習参加部隊
- 富士教導団 – 富士教導団本部付隊、普通科教導連隊、特科教導隊、戦車教導隊、偵察教導隊、教育支援施設隊
- 高射教導隊
- 教育支援飛行隊
- 化学教導隊
- 各方面隊隷下部隊(【89式装甲戦闘車】第11普通科連隊)
- 中央即応集団隷下部隊
- 海上自衛隊
- 航空自衛隊
演習の規模
- 人員:約2,300名
- 主要装備品:戦車・装甲車 約80両、各種火砲 約60門、航空機 約20機、その他車両 約600両
- 弾薬:約51トン(約5億円相当)
- 来場者数:2万4千人
(以上は平成29年度の公開演習の規模)
夜間演習
夜間演習は3部構成であり、第1部は「暗視装置を使用した射撃」、第2部は「各種戦場照明および照明下の射撃」、第3部は「夜間における防御戦闘」となっている。訓練では見やすいように曳光弾(えいこうだん)を使用している。
以下は2017年度(平成29年度)の実施要綱である。なお、この年、10式戦車・01式軽対戦車誘導弾が夜間演習に初参加している。
- 射撃目標の説明および74式戦車投光器の性能確認
- 第1部「暗視装置を使用した射撃」
- 小銃および機関銃による射撃(普通科火力)
- 74式戦車の戦車砲・車載機関銃の射撃
- 10式戦車の戦車砲・車載機関銃の射撃
- 87式対戦車誘導弾の射撃
- 01式軽対戦車誘導弾の射撃(ダイブモード)
- 90式戦車・89式装甲戦闘車の走行
- 90式戦車の戦車砲・車載機関銃の射撃
- 89式装甲戦闘車の35mm機関砲・車載機関銃の射撃
- 第2部「各種戦場照明および照明下における射撃」
- 81mm迫撃砲照明弾(100万カンデラ)下における120mm迫撃砲の照明下射撃
- 120mm迫撃砲照明弾(160万カンデラ)下における特科火砲の照明下射撃
- 84mm無反動砲照明弾(85万カンデラ)110mm個人携帯対戦車弾・84mm無反動砲(対戦車榴弾)の照明下射撃
- 120mm迫撃砲IR照明弾下における特科火砲の赤外線照明下射撃
- 第3部「夜間における防御戦闘」
- 畑岡地区において、砲迫・戦車に支援された敵歩兵に対し、第一線の増強普通科中隊による防御戦闘
- 無照明下における特科火砲の攻撃準備破砕射撃
- 対砲迫レーダーを活用した対砲迫戦・射撃
- 120mm迫撃砲IR照明弾下における、81mm迫撃砲・特科火砲による弾幕射撃
- 弾幕射撃最終弾に併せ、暗視装置による対機甲突撃破砕A号発動(10式戦車・90式戦車・74式戦車・89式装甲戦闘車)
- A号から逃れ、下車展開した敵歩兵の突撃に対する、投光器・120mm迫撃砲照明弾を使用した対歩兵突撃破砕B号発動(普通科火力:小銃・機関銃)
- 畑岡地区において、砲迫・戦車に支援された敵歩兵に対し、第一線の増強普通科中隊による防御戦闘
富士総合火力演習に参加する際の注意
- 富士総合火力演習の当選はがき・入場券は営利目的での使用をしちゃ、だめだぞ!仲間と一緒に純粋にたのしもうな!
万が一、転売で入場券を手に入れたとしても中には入ることはできない。俺は実際に門前払いされた可哀そうな奴を見たことがある。周囲の人も悲しくなるから絶対やめような?詳しくは下の記事を読んでくれ
- 轟音、炎天下での観覧となる為、妊娠中の方や乳幼児の入場はやめてもらうように自衛隊が呼びかけている。カメラ抱えた人なんかで見やすい位置はごった返すため、普通の人でも気分を悪くする人も多い。十分気を付けてくれ。
- 家族等の同伴者の位置はしっかり把握するようにしてくれ。特に子供やお年寄りだ。後述するが、お年寄りが行方不明になったとその家族が訴えたために夜間練習が中止になったことがある。
- 会場は野外の為、熱中症対策や天気の悪化の対策を個人でしなければならない。ここで厄介なのは日傘や傘が使用できないことだ。雨が降ってきた時にはレインコートやポンチョを着用する必要がある。絶対に忘れないようにしてくれ!
- ペットを連れての来場は絶対にダメだぞ!もし演習場の観覧席から飛び出したりしたら本当に迷惑な事になってしまうからな。
- 駐車場や演習場では係員の指示・誘導に絶対に従ってくれ。これは年々本当に思う事だ。自衛隊の戦闘員や車両、更には戦闘機等のかっこいい写真を撮りたい気持ちは物凄く分かるんだが、それに夢中になって他の人の迷惑になるような行動をとってしまう人も多い。従っていただけない場合は退場させると自衛隊が公表しているが、実際はそこまで強気に出れないのが実なので皆の一人一人がしっかりマナーを守ってくれ。頼む。
- 青少年券の入場にあたっては、年齢確認をさせていただきます。
年齢を証明できる身分証を携行して下さい。(公言されているから、気を付けてくれよ)
富士総合火力演習で絶対にやってはいけないこと
大人数が集まる場所でやってはいけないことってのは、普段のマナーを守っていれば問題はないことばかりだろう。
しかしここでは、世界最高峰の性能を誇る戦車が走り回り、戦闘機が爆撃訓練をし、様々な重火器が火を噴く。
当然だが、自衛官や防衛省職員は観覧している一般市民の安全を守るために万全な体制を整えている。市民の安全の為に常に気を払っている。
しかしながら残念なことに、その守られている一般市民達はその事が当然であると思い込み、自分たちが注意を怠る事によって重大な事故に繋がると深刻に考える者は少ない。
だから自衛官の呼びかけに耳を貸さなかったり、マナーの悪い人は一定以上現れる。こういった人たちにはここで何を言おうが仕方ないのは分かっているので割愛する。
ここで注意したいのは家族で楽しく観覧しに来るような人たちのことだ。特に小さいお子さんやお年寄りを連れてくる予定の方。
実は数年前にお年寄りの同伴者が居なくなったとその家族が報告したことで、急遽夜間の軍事演習が中止になったことがある。もちろん万が一にでもそのお年寄りに砲弾を当てないためだ。
自衛官達は捜索をしたが、結局そのお年寄りは一人で帰宅をしていたことが後から分かった。
こういったことが実例としてあるので、くれぐれも注意をお願いしたい。