2026年の航空自衛隊で確認すべき戦闘機は、F-35A、F-35B、F-15J/DJ、F-2A/Bです。ただし、調達計画、引き渡し、部隊配備、作戦運用は同じ段階ではありません。本記事では『全4機種』を数だけで順位付けせず、任務と更新状況で整理します。
- F-35Aは通常離着陸型の第5世代機
- F-35Bは短距離離陸・垂直着陸型
- F-15J/DJは防空の中核、近代化と退役が並行
- F-2A/Bは対艦を含む多用途任務
- 計画総数を現在の保有数として足さない

結論と全体像
| 視点 | 確認する内容 | 読み方 |
|---|---|---|
| F-35A | 通常離着陸・ステルス | 導入・部隊配備が進行 |
| F-35B | 短距離離陸・垂直着陸 | 2025年に国内配備開始 |
| F-15J/DJ | 要撃・防空 | 近代化対象と退役対象を区別 |
| F-2A/B | 防空・対艦・対地 | GCAPへの更新を準備 |
| 支援戦力 | 警戒管制・給油・基地・整備 | 機数には含めないが不可欠 |
防衛省・航空自衛隊の過去の公式概要では、F-35を計147機取得する方針、F-15を約200機、F-2を91機とする時点資料が確認できます。これらは同じ基準日の現在数ではありません。特にF-35は将来分を含む計画値で、F-15とF-2は退役が進むため、単純加算しません。
機種名の後ろにあるA/B、J/DJは、用途や座席、運用方式の違いを示します。機体の型、改修状態、所属部隊、資料の発行日まで見て初めて、比較できる数字になります。

F-35A|センサー統合を重視する通常離着陸型
F-35Aは通常の滑走路から運用する空軍型です。レーダー、電子光学センサー、データリンクの情報を機内で統合し、操縦者へ表示する設計が特徴です。『レーダーに映らない』機体ではなく、探知される距離や方向を抑えながら任務を行う機体と考えます。
三沢基地や小松基地などで体制整備が進みますが、基地名と機数は増勢・移動で変わります。最新状況は航空自衛隊の部隊紹介と防衛省の予算・納入資料を照合します。
F-35B|艦でも使えるが、艦載機数だけで見ない

F-35Bは短距離で離陸し、垂直に着陸できるSTOVL型です。航空自衛隊は42機の取得を計画し、2025年に新田原基地で国内配備を始めました。この2025年は実際の配備開始年なので、更新年とは別に保持します。
いずも型護衛艦での運用は、単に飛行甲板へ機体を載せることではありません。耐熱化などの艦改修、着艦誘導、整備員、部品、燃料・兵装、天候、護衛部隊まで含む航空システムです。
F-15J/DJ|約200機という旧来概数の読み方
F-15Jは単座、F-15DJは複座の要撃戦闘機で、長く日本の領空侵犯対処を支えてきました。公式概要にある『約200機』は過去時点の概数で、2026年の全機稼働数ではありません。
F-15は、能力向上を行う機体と退役へ向かう機体が並行します。JSIなどの近代化はレーダー、電子戦、兵装統合を更新する計画ですが、すべてのF-15J/DJが同一仕様になるわけではありません。
F-2A/B|対艦だけではない国産多用途機
F-2はF-16を基礎に日米共同開発された多用途戦闘機です。大型化した主翼、複合材、国産レーダーなどを採用し、対艦任務で知られますが、防空、対地攻撃、訓練も担います。
A型は単座、B型は複座です。過去の公式概要の91機という数は生産・保有を説明する時点値であり、事故損耗や退役を反映した2026年の即応機数とは限りません。

GCAPと今後|F-2後継は開発中
F-2の後継となる次期戦闘機は、日本、英国、イタリアのGCAPとして2035年ごろの配備開始を目標に開発されています。開発目標は将来戦闘航空システムの一部で、現時点の配備機へ数えません。
世代交代では新型機の購入だけでなく、操縦者・整備員の教育、格納庫、シミュレーター、弾薬、通信規格、基地防護を同時に整えます。導入機数と実際に継続運用できる機数は同じではない点が重要です。
情報を確かめる手順
最初に、運営主体・政府・企業・製作委員会など当事者の公式資料で、名称、日付、対象期間、定義を確認します。発表資料と現在の状態が同じとは限らないため、計画、契約、導入、配備、実績を別の段階として記録します。
次に、別の公的資料や決算、有価証券報告書、公式戦史で整合を確認します。二次情報は論点を見つけるために使い、出典へ戻れない数字や匿名の予測だけで結論を作りません。
金額、比率、構成、損害数、性能は、集計範囲と基準日が違うと比較できません。同じ年度・同じ通貨・同じ定義へそろえられない場合は、無理にランキングや優劣へ変換せず、差がある理由を説明します。
公開情報が少ない分野では『不明』も重要な結論です。確認できない在庫、命中率、契約採算、将来価格、人物の心情を推測で埋めず、分かった事実と解釈を文章上でも分けます。
最後に、公開日や決算日より後の更新がないかを確認します。本記事も新しい公式発表に合わせて見直し、過去の出来事を示す年は保持しながら、『最新版』など動く表示だけを現在年へ更新します。
判断を急ぐ場合でも、資料の発行主体、発表日、対象期間、単位、比較対象の5点は確認します。数値が更新される記事では古い値を消すだけでなく、いつ時点の値かを本文に残し、読者が自分で再確認できる公式リンクを添えます。
注意点とリスク
| 論点 | 起こり得ること | 確認方法 |
|---|---|---|
| 計画数 | 将来納入分まで現有数へ加える | 予算・契約・納入を分ける |
| 保有数 | 非稼働・教育・整備中を含む | 資料の基準日と定義 |
| 配備基地 | 増勢や部隊移動で変わる | 空自の部隊紹介 |
| 世代区分 | 世代だけで任務優劣を断定 | センサー・兵装・支援を確認 |
| 艦上運用 | 艦載機だけで能力を評価 | 艦・整備・補給・護衛を確認 |
公開情報から航空自衛隊の正確な可動機数や即応態勢を確定することはできません。機体総数の大きさだけで優劣を断定せず、資料が示す時点と範囲を確認してください。

参考資料と更新方針
確認に使った一次情報:航空自衛隊の概要2026、航空自衛隊・F-35A、航空自衛隊の概要2023、航空自衛隊・装備、防衛省・予算。数字は発表時点と対象期間をそろえて読みます。
制度、配備、決算、構成銘柄など更新される情報は、発表日と対象期間を付けて見直します。推定値は公式値と分け、確認できない性能や将来成果を断定しません。
関連記事:F-35A・F-35Bの違い、F-15J近代化、F-2戦闘機、次期戦闘機GCAP、世界の戦闘機、いずも型護衛艦。
よくある質問
日本の戦闘機は何種類ですか?
2026年に確認すべき系列はF-35A、F-35B、F-15J/DJ、F-2A/Bの4つです。型違いを別機種として数える場合は表現が変わります。
F-35は147機ありますか?
147機はA型105機とB型42機の調達計画総数で、現在の配備済み機数ではありません。
F-15Jは何機ありますか?
過去の公式概要では約200機とされましたが、退役と改修が進むため、基準日のない現在数としては使えません。
F-35Bは護衛艦だけで使いますか?
陸上基地を基盤とし、必要に応じて改修されたいずも型で運用する構想です。
F-2は対艦専用ですか?
いいえ。対艦能力で知られますが、防空・対地・訓練も担う多用途機です。
GCAPはもう航空自衛隊の戦闘機ですか?
いいえ。2035年ごろの配備開始を目標に開発中で、現役機数には含めません。
まとめ
2026年の日本の戦闘機は、F-35A/Bの導入、F-15J/DJの近代化と退役、F-2からGCAPへの準備が同時進行しています。計画総数と配備済み機数を分け、機体だけでなく支援・整備・基地を含めて読んでください。
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