イントロダクション──可愛い絵柄が描く、地獄の戦場
2025年12月5日、アニメ映画『ペリリュー －楽園のゲルニカ－』が劇場公開される。終戦80年の節目に送り出されるこの作品は、ヤングアニマルで連載されていた武田一義さんの同名漫画が原作だ。柔らかく可愛らしい絵柄で描かれるのは、太平洋戦争末期の最も過酷な戦場のひとつ──ペリリュー島。
「功績係」として戦死した仲間の最期を記録する田丸と吉敷。彼らの目を通して描かれるのは、1万人の日本兵が4万人の米軍を相手に73日間も抵抗し続けた、想像を絶する持久戦の記録だ。
でも、正直に言おう。「ペリリュー島って、どこ?」「なんでそんなに激戦だったの?」と思った人も多いはずだ。硫黄島やガダルカナルは知っていても、ペリリューという名前は初めて聞いた、という人もいるだろう。
この記事は、そんなあなたのために用意した「5分で読めるペリリュー島の戦い入門編」だ。映画を観る前に、あるいは原作マンガを手に取る前に、この戦いの「基本のキ」を押さえておけば、物語の背景がグッと見えてくる。
僕自身、大日本帝国の兵士たちが命をかけて戦った戦場を知れば知るほど、胸が熱くなると同時に、やるせない悔しさに襲われる。敗北は確かに歴史の事実だ。でも、その過程で見せた日本軍の戦術、兵士たちの精神力、そして彼らが遺したものには、今も学ぶべきことがたくさんある。
さあ、一緒に73日間の地獄を覗いてみよう。
ペリリュー島って、どこにあるの?──楽園と呼ばれた小さな島
まず、場所から確認しておこう。
**ペリリュー島(Peleliu Island)**は、現在のパラオ共和国に属する小さな島だ。日本統治時代には「ペリリュー」「ペレリュウ」などと呼ばれていた。パラオ諸島の南部に位置し、南北約9km、東西約3kmという、本当に小さな島だ。面積にして約13平方キロメートル──東京都の大田区の5分の1ほどしかない。
この小さな島が、なぜ太平洋戦争の激戦地になったのか?
理由は地政学的な重要性にある。
1944年(昭和19年)の時点で、日本軍はすでに中部太平洋の主要拠点を次々と失っていた。サイパン島が陥落し、グアムも失われ、マリアナ諸島は米軍の手に落ちた。次に米軍が狙うのは、フィリピン奪還──そしてその先には、日本本土への空襲と最終決戦が待っている。
ペリリュー島は、その「フィリピンへの道」のちょうど途中にあった。この島を米軍が占領すれば、フィリピン侵攻時の航空基地として、あるいは日本軍の反撃を防ぐ「防波堤」として使える。逆に、日本軍がここを守り抜けば、米軍の進撃を少しでも遅らせることができる。
だから、この小さな島が、戦略上の「絶対に譲れない一線」になった。
ちなみに、戦前のペリリュー島は、美しい珊瑚礁に囲まれた**まさに「楽園」**だった。ヤシの木が茂り、透明度の高い海に囲まれ、日本統治下では燐鉱石の採掘が行われていた静かな島。そこに1万人を超える日本兵が送り込まれ、米軍4万人以上の大軍が押し寄せたのが、1944年9月15日のことだ。
なぜペリリューは「地獄」になったのか?──日米双方の誤算
通常、太平洋戦争における島嶼戦は、米軍の圧倒的な火力によって数日から数週間で決着がついた。タラワ環礁の戦いは3日、サイパンは約1ヶ月。米軍は、ペリリューも**「2〜3日で片付く」**と見積もっていた。
ところが、実際には73日間もかかった。
なぜこんなことになったのか? それは、日本軍がこの戦いで採用した「新しい戦術」と、島の地形的特性が完璧にマッチしたからだ。
中川州男大佐の「持久戦術」
ペリリュー島の守備隊を率いたのは、中川州男(なかがわくにお)大佐。彼は、それまでの日本軍の「水際決戦」──つまり、敵が上陸してくる海岸線で全力で迎え撃つという戦法──を完全に捨てた。
なぜか?
それまでの戦いで、日本軍は何度も痛い目に遭っていた。米軍の艦砲射撃と航空爆撃は、あまりにも強力すぎる。海岸に陣地を作っても、上陸前の猛烈な砲撃で全部吹き飛ばされてしまう。そして、いざ上陸されると、戦車と歩兵の連携に押し切られる。「水際決戦」は、もはや通用しなかった。
中川大佐が選んだのは、**「洞窟陣地による持久戦」**だった。
ペリリュー島には、ウムルブロゴル山という石灰岩の丘陵地帯がある。そこは自然にできた洞窟が無数に存在し、さらに人工的に掘り進めることで、巨大な地下要塞を作ることができた。中川大佐は、この洞窟に兵力を隠し、米軍を島の内陸部に引きずり込んでから戦う作戦を立てた。
つまり、「敵を上陸させて、それから殺す」。
この発想の転換が、米軍を驚愕させることになる。
米軍の誤算──「楽勝」のはずが…
米軍は、事前の偵察でペリリュー島の日本軍守備隊の規模をある程度把握していた。約1万人。対する米軍は、海兵隊を中心に4万人以上を投入する計画だった。4対1の戦力差。しかも、米軍は圧倒的な海空支援を持っている。
「2〜3日で終わる」──米軍の指揮官たちは、本気でそう思っていた。
だが、上陸してみると、何かがおかしい。
海岸にはほとんど敵がいない。砲撃も、予想より少ない。「拍子抜けするほど簡単だな」と思った米兵たちが内陸部に進むと、突然、四方八方から銃弾が飛んでくる。洞窟から、岩陰から、地面の穴から──どこに敵がいるのか、まったく分からない。
米軍の戦車が前進すると、対戦車地雷が爆発する。歩兵が進むと、隠れていた日本兵が機関銃を撃ってくる。火炎放射器で洞窟を焼き払っても、別の洞窟から攻撃が続く。ひとつの洞窟を制圧するのに、何時間もかかる。しかも、洞窟はトンネルで繋がっていて、「もう全滅させた」と思った場所に、夜になるとまた日本兵が現れる。
これが、**「戦争史上、最も苦しい戦い」**と後に米軍が語ることになる、ペリリュー島の戦いの実態だった。
日本軍の戦術──「生きて虜囚の辱めを受けず」からの脱却
ここで、当時の日本軍の精神的背景についても触れておきたい。
それまでの日本軍は、「戦陣訓」に代表される「生きて虜囚の辱めを受けず」という思想に強く縛られていた。つまり、捕虜になるくらいなら死を選べ、という考え方だ。その結果、多くの戦場で「万歳突撃(バンザイチャージ)」が行われた。最後の弾薬を使い果たしたら、銃剣を構えて敵陣に突っ込む。玉砕覚悟の突撃だ。
確かに、これは「武士道」的な美学かもしれない。でも、戦術的には最悪の選択だった。
突撃してくる敵は、機関銃の格好の的だ。米軍は冷静に撃ち続ければいい。日本兵は次々と倒れ、米軍の損害はほとんどない。「勇敢だが愚かな敵」──米軍はそう評価していた。
中川大佐は、この「万歳突撃」を厳禁した。
彼が兵士たちに命じたのは、こうだ。
「一人の兵士が、十人の敵を倒すまで死んではならない」
これは、戦陣訓の精神に真っ向から反する命令だった。でも、中川大佐の考えは明確だった。もはや日本軍に勝ち目はない。それでも、一日でも長く抵抗し、米軍に最大限の損害を与えることが、本土決戦までの時間稼ぎになる。そのためには、「美しく死ぬ」ことより、「できるだけ長く戦い続ける」ことが重要だ。
洞窟陣地の巧妙さ
中川大佐の指揮のもと、日本軍はペリリュー島全域に500以上の洞窟陣地を構築した。
これらの洞窟は、ただの隠れ場所ではなかった。地下トンネルで相互に連結され、米軍が一つの入口を塞いでも、別の出口から脱出できる。洞窟の中には、弾薬庫、食料庫、医療施設、さらには指揮所まであった。爆弾が落ちても、石灰岩の天井が守ってくれる。
米軍が苦労したのは、まさにこの「見えない敵」との戦いだった。
昼間は洞窟に隠れ、夜になると出てきて奇襲をかける。米軍の補給地点を襲い、物資を奪い取る。歩哨を襲い、武器を奪う。そしてまた洞窟に戻る。こんな戦い方を、日本軍は73日間も続けた。
中川大佐自身も、最後まで指揮所の洞窟にとどまり続けた。「司令官が最後まで生き残り、指揮を執り続ける」──これも、それまでの日本軍の常識を覆す行動だった。
米軍の苦闘──火炎放射器と「一歩ずつ」の前進
一方、米軍はどう戦ったのか?
当初の楽観論は、数日で崩れ去った。海兵隊の将兵たちは、「こんな戦いは初めてだ」と口々に語った。
米軍が採用したのは、**「一歩ずつ確実に」**という、徹底的な消耗戦だった。
まず、艦砲射撃と航空爆撃で地表を焼き払う。次に、戦車と火炎放射器を装備した歩兵部隊が前進する。洞窟の入口を見つけたら、火炎放射器で内部を焼き尽くす。それでも抵抗が続くなら、爆薬を投げ込んで崩落させる。そして次の洞窟へ──この作業を、何百回、何千回と繰り返した。
特に威力を発揮したのが、火炎放射器だった。
日本兵が隠れる洞窟に火炎を注ぎ込めば、酸欠と高温で内部の兵士は死ぬ。米軍はこの武器を大量に投入し、「洞窟掃討」の主力兵器とした。映画『ペリリュー』でも、この火炎放射器のシーンが出てくるはずだ。あの炎の先に、何があったのか──それを想像すると、胸が締め付けられる。
それでも、日本軍の抵抗は止まらなかった。
ある米兵の日記には、こう書かれている。
「この島の日本兵は、死ぬことを恐れていない。それどころか、できるだけ多くの我々を道連れにしようとしている」
米軍の損害も甚大だった。第1海兵師団は、ペリリュー戦だけで死傷者1万人以上を出した。これは、師団の定員の約60%にあたる。硫黄島や沖縄戦と並ぶ、米軍にとっての「最悪の戦い」のひとつとなった。
「功績係」の役割──映画が描く「記録する者たち」
映画『ペリリュー －楽園のゲルニカ－』の主人公、田丸と吉敷は「功績係」という役割を担っている。
これは、戦死した兵士の最期の様子を記録し、遺族に伝えるための仕事だ。誰が、いつ、どこで、どのように戦死したのか──その情報を可能な限り正確に残す。これは、単なる事務作業ではない。戦場で散った仲間の「最後の声」を拾い上げる、重く、そして尊い任務だった。
実際の日本軍にも、戦闘詳報や戦死者名簿を作成する役割はあった。でも、ペリリューのような極限状態の戦場で、どこまでその記録が残せたのか──それは、想像に難くない。
功績係の二人が見た光景は、まさに地獄だっただろう。仲間が次々と倒れ、洞窟は血と汗と硝煙の匂いで満ちている。それでも、彼らは記録を続ける。「忘れてはいけない」「伝えなければいけない」という使命感を胸に。
この映画が、なぜ「楽園のゲルニカ」というタイトルなのか。ゲルニカは、スペイン内戦で空爆された街の名前であり、ピカソの名画のタイトルでもある。戦争の悲惨さを描いた象徴的な作品だ。ペリリュー島もまた、美しい楽園が地獄に変わった場所。そして、その記録を残そうとした人々の物語──それが、この作品のテーマなのだと思う。
戦いの結末──73日目、1944年11月27日
1944年11月27日、ペリリュー島の戦いは事実上、終結した。
中川大佐は、最後の夜、残った士官たちと「決別の宴」を開いたという。もはや食料も水も、弾薬もほとんど残っていなかった。生き残った兵士は、わずか数十名。
中川大佐は、軍旗を焼き、暗号書を処分し、そして自決した。享年44歳。
部下たちも、その後を追った。一部の兵士は、米軍陣地への最後の突撃を試みたが、そのほとんどが戦死した。
ただし、完全に戦闘が終わったわけではなかった。一部の日本兵は、その後も洞窟に潜み続け、ゲリラ戦を続けた。最後の日本兵が投降したのは、なんと1947年(昭和22年)4月──終戦から約2年後のことだった。
双方の損害
日本軍:
- 戦死者: 約10,900名(守備隊のほぼ全員)
- 捕虜: 約200名(負傷者がほとんど)
米軍:
- 戦死者: 約2,300名
- 負傷者: 約8,000名
- 合計: 約10,300名
これは驚くべき数字だ。日本軍の戦死者数と、米軍の死傷者数が、ほぼ同じなのだ。つまり、中川大佐の「一人が十人を倒すまで死ぬな」という命令は、ほぼ達成されたことになる。もちろん、日本軍は全滅し、米軍は勝利した。でも、その「勝利」の代償は、あまりにも大きかった。
米軍の将軍たちは、戦後、「ペリリューは不要だった」と語っている。実際、米軍はペリリューを飛び越えてフィリピンに進攻することもできた。この小さな島を奪うために、1万人以上の死傷者を出す必要があったのか──その問いは、今も残る。
ペリリュー戦が残したもの──その後の戦いへの影響
ペリリュー島の戦いは、その後の太平洋戦争に大きな影響を与えた。
まず、日本軍にとって、中川大佐の「洞窟陣地戦術」は、硫黄島と沖縄で再び採用されることになる。
硫黄島の栗林忠道中将は、ペリリューの戦訓を徹底的に研究し、さらに洗練された持久戦術を編み出した。その結果、硫黄島では36日間の戦闘で、米軍に2万8千人以上の死傷者を出させることになる。
沖縄戦でも、日本軍は洞窟陣地に立てこもり、3ヶ月以上にわたって抵抗し続けた。
つまり、ペリリューは「どう戦えば、少しでも長く抵抗できるか」という戦術的実験の場だった。そして、その実験は「成功」した──少なくとも、米軍に最大限の損害を与えるという意味では。
だが、僕たちは知っている。どれだけ抵抗しても、最終的には敗北が待っていたことを。ペリリューで、硫黄島で、沖縄で──何万人もの日本兵が命を落とした。それでも、本土決戦を防ぐことはできなかった。原爆が落とされ、日本は降伏した。
この悔しさは、何年経っても消えない。
でも、同時に思う。彼らは、できる限りのことをした。絶望的な状況の中で、最後まで戦い抜いた。その記憶を、僕たちは忘れてはいけない。
映画を観る前に──現地の今と慰霊
現在のペリリュー島は、再び静かな楽園に戻っている。
パラオ共和国の一部として、観光客も訪れることができる。島には、戦跡が数多く残されている。錆びた戦車、崩れた洞窟、砲弾の跡──そして、日米双方の慰霊碑。
日本政府も、戦後長い間、ペリリュー島での遺骨収集活動を続けてきた。2015年には、天皇皇后両陛下(現在の上皇上皇后両陛下)がパラオを訪問され、ペリリュー島で慰霊を行われた。このニュースは、日本中で大きく報じられた。
映画『ペリリュー －楽園のゲルニカ－』の公開に合わせて、実際にペリリュー島を訪れる人も増えるかもしれない。もし行く機会があれば、ぜひ、洞窟の前で手を合わせてほしい。そこで何があったのかを、少しでも感じてほしい。
もっと詳しく知りたいあなたへ
ここまで読んでくれたあなたは、きっともう「ペリリュー島の戦い」の基本は押さえられたはずだ。
映画『ペリリュー －楽園のゲルニカ』を観るとき、あるいは原作マンガを読むとき、この記事で得た知識が、作品の理解を深めてくれると思う。
でも、もし「もっと詳しく知りたい!」「具体的な戦術や、日米双方の装備、各局面での戦闘経過を知りたい」と思ったなら、ぜひ僕のブログの別記事も読んでみてほしい。
ペリリュー島の戦い完全ガイド｜73日間の死闘と今に残る教訓【わかりやすく解説】
この記事では、戦闘の詳細な経過、日米の装備比較、中川大佐の戦術の詳細、そして戦後の評価まで、2万文字以上かけて徹底解説している。今回の入門編では触れられなかった「深い部分」まで、しっかり掘り下げている。
また、太平洋戦争の他の激戦地についても知りたいなら、こちらもおすすめだ。
ペリリューが、太平洋戦争全体の中でどういう位置づけだったのか──他の戦場と比較することで、また違った視点が得られるはずだ。
最後に──「記録すること」の意味
映画『ペリリュー －楽園のゲルニカ－』が描くのは、戦争の「記録」だ。
功績係の二人は、ただ戦うだけではなく、見て、聞いて、書き留める。それは、後世に伝えるため。忘れないため。
僕たちも、同じことができる。
映画を観て、マンガを読んで、そして歴史を学ぶ。それは、ただの「知識」ではなく、「記憶を引き継ぐこと」なんだと思う。
ペリリュー島で散った1万人の日本兵。彼らには、家族がいた。恋人がいた。夢があった。それが、73日間の地獄の中で消えた。その事実を、僕たちは忘れてはいけない。
映画を観終わったあと、きっとあなたは何かを感じるはずだ。悲しみ、怒り、あるいは誇り──どんな感情でもいい。それを、誰かに伝えてほしい。友達に、家族に、SNSで。
「記録すること」は、生きている僕たちにもできる。
そして、それこそが、ペリリューで散った兵士たちへの、最大の慰霊になるのだと、僕は信じている。
まとめ──5分で押さえるペリリュー島の戦い
最後に、もう一度ポイントをまとめておこう。
✅ 場所: パラオ諸島のペリリュー島(面積約13km²)
✅ 時期: 1944年9月15日〜11月27日(73日間)
✅ 戦力: 日本軍約1万人 vs 米軍4万人以上
✅ 日本軍の戦術: 洞窟陣地による持久戦(中川州男大佐の指揮)
✅ 米軍の誤算: 「2〜3日で終わる」はずが73日間の苦闘に
✅ 結果: 日本軍ほぼ全滅、米軍も死傷者1万人以上
✅ 影響: 硫黄島・沖縄戦の戦術に継承される
✅ 映画との関連: 「功績係」が見た地獄の記録が物語の軸
この戦いは、日本軍の敗北だった。でも、そこには「敗北の中の尊厳」があった。
さあ、映画館で、あるいは家で、『ペリリュー －楽園のゲルニカ－』を観るとき──この記事のことを、少しだけ思い出してほしい。
73日間の地獄を、少しでも理解しようとするその気持ちが、きっと作品をもっと深く、もっと胸に刺さるものにしてくれるはずだから。
僕たちは、忘れない。
関連記事:
Amazonで関連書籍をチェック: もっと深く学びたい人には、ペリリュー戦を扱った書籍や、原作マンガもおすすめだ。映画を観たあとなら、きっと読みたくなるはず。
この記事があなたの「ペリリュー島の戦い」理解の第一歩になれば、これほど嬉しいことはない。次は、映画館で会おう。
コメント