記事一覧
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歴史的事件
樺太からの引き揚げ|緊急疎開と戦後の帰国は何が違うのか
1945年8月23日、ソ連軍が大泊港を閉じた。緊急疎開で島を出られたのは約8万人、残る30万人はソ連占領下で労働力として使われ、1946年12月から1949年7月にかけて函館へ「返された」。持ち出せたのは現金1,000円と手荷物だけ。闇船で海峡を渡った人、1957年まで帰れなかった人、今も帰れない人。「樺太から引き揚げた」という一言の中にある五つの経路を整理する。 -
歴史的事件
日ソ中立条約はなぜ破られたのか|廃棄通告と有効期限を検証
日ソ中立条約は1946年4月25日まで有効だった。ソ連はなぜ1945年4月に不延長を通告し、8月に攻め込めたのか。全4条の条文、1941年夏に条約を守ったのがどちらだったか、モロトフと佐藤大使のやり取り、8月8日の宣戦布告が条約に触れない理由、ソ連側の五つの言い分とその反論、東京裁判での扱いまでを検証する。 -
戦史・作戦史
ソ連対日参戦はなぜ起きたのか|ヤルタ会談と1945年8月の侵攻
ソ連はなぜ1945年8月9日に日本へ攻め込んだのか。参戦は原爆を見て決めた便乗ではなく、1943年のテヘランで口にされ、1945年2月のヤルタで文書になっていた。秘密協定の五つの対価、スターリンの三つの動機、原爆投下前後の侵攻準備、その半年間ソ連に和平仲介を頼んでいた日本の誤算、8月8日夕方のクレムリンで起きたことを、決定の順に追う。 -
防衛産業・技術
国産兵器はなぜ高い?開発費・少量生産・調達価格の内訳を解説
チヌーク1機が4年で76億円から216億円へ。国産・ライセンス生産の兵器が高い理由を、原価計算方式とGCIP、初度費制度、少量生産、ライフサイクルコストの4つに分けて財務省・防衛省の資料から解説する。 -
防衛産業・技術
兵器のライセンス生産とは|国産開発・輸入・ノックダウン生産の違い
兵器のライセンス生産とは何か。国産開発・国際共同開発・ノックダウン生産(F-35のFACO)・一般輸入・FMSとの違いを、AH-64Dの351億円訴訟やPAC-3の対米輸出、未納入1兆円のFMSを例に、損得と仕組みで整理する。 -
防衛産業・技術
新明和工業の防衛事業とは|US-2・航空機部品・整備の役割
新明和工業(7224)の防衛事業を解説。1機700億円問題で生産打ち切り寸前だったUS-2救難飛行艇、P-1/C-2の部品、U-4の整備、787主翼スパーが支える航空機事業の数字と株の見方を整理する。 -
防衛産業・技術
日油の防衛事業とは|火薬・推進薬と化薬事業の位置づけ
日油(4403)の防衛事業を解説。ミサイル推進薬・砲弾の発射薬を作る化薬事業、1,400億円の早期装備化投資で売上が倍増する仕組み、武豊工場の事故歴、4403株の見方まで整理する。 -
防衛産業・技術
ミネベアミツミの防衛事業とは|航空宇宙部品と装備品の製造を整理
ミネベアミツミ(6479)の防衛事業を解説。南部麒次郎の系譜を継ぐ自衛隊の9mm拳銃・機関けん銃、航空機の兵装架、MIL規格の航空宇宙ベアリング。売上1.7兆円の中で防衛がどこにあり、6479株をどう見るかを整理する。 -
防衛産業・技術
JMUの防衛事業とは|護衛艦・掃海艦・艦艇修理を担う造船会社
ジャパン マリンユナイテッド(JMU)の防衛事業を解説。いずも型・イージス・システム搭載艦2番艦・新型FFM・掃海艦・砕氷艦、呉と舞鶴の艦艇修理、今治造船の子会社化と「株が買えない防衛企業」の見方まで整理する。 -
防衛産業・技術
日本の軍用航空エンジンメーカー|IHI・川崎重工・三菱重工の役割
自衛隊機のエンジンは誰が作っているのか。国内ジェットエンジン生産の6〜7割を担うIHI、ヘリのT55を作る川崎重工、OH-1のTS1を作った三菱重工。機種別のエンジンと主契約、GCAPエンジン、投資家の見方まで整理する。