エースコンバット8のおすすめ機体|序盤・中盤・終盤の選び方──F/A-18Cを早く手放すな、MRPを溶かさない買い順

格納庫で出撃を待つF/A-18C

エースコンバット8を遊んでいて一番痛いのは、弱い機体を買ってしまうことではない。強そうな機体に向かって一直線にMRPをつぎ込んだ結果、肝心の任務に出せない、特殊兵装の弾が足りない、僚機の分のお金が残っていない。この三重苦のほうがよほどこたえる。

私も発売からずっとキャンペーンを飛び回ってきたが、遊べば遊ぶほど感じるのは、AC8の機体選びは「どれが最強か」ではなく「次の任務で何が足りないか」で決まるゲームだということだ。高い機体に乗り換えて楽になった場面より、手持ちの機体のまま目標の順番や兵装を見直して突破できた場面のほうが、私の場合はずっと多かった。

なので、この記事では順位をつけない。そもそも同じ条件で全機体を比べたランキングは、私が探した範囲では一つも見つからなかった。ネットで見かける「最強機体TOP10」の類は、ほぼ書き手の好みだと思っていい。代わりに、序盤・中盤・終盤・クリア後と段階を分けて、私が実際に乗って感じたことをもとに「どの機体を、どんな理由で、何に気をつけて選ぶか」を整理していく。ここで書く時期は買い替えを考える目安で、ゲーム内の解放条件そのものではない点だけ、先に断っておく。

この記事のポイント
目次

機体選びは「その任務に出せるか」から始まる

目標と進入経路を確かめるミッションブリーフィング
目標と進入経路を確かめるミッションブリーフィング。 AC8公式/©Bandai Namco Entertainment Inc.

AC8のキャンペーンでは、ジョーカー隊は空母エンデュランスを拠点に戦う。そして空母から発艦する任務では、出撃させられる機体が絞られる。

これは遊んでいて最初に「うわっ」となったところだ。カタログを眺めて格好いい機体を買い足していったのに、いざ空母任務の出撃画面を開くと、選べる機体が思ったより少ない。せっかく貯めたMRPで買った機体が、格納庫で留守番になる。あの肩透かし感はなかなかのものだった。

その経験から、私は機体を見るときの順番をこう決めた。

STEP
その任務に出撃できるか
STEP
優先して倒す目標に合う特殊兵装があるか
STEP
その特殊兵装の弾数で足りるか
STEP
自分が照準を合わせやすい操縦感か

性能バーや価格を見るのは、この4つを確かめてからで十分だ。特に3番目は見落としやすい。公式の説明によると、物語を進めると特殊兵装を2種類同時に積めるようになるが、そのぶん1種類だけ積んだときよりそれぞれの弾数が減る。2種類積めるようになったとき、私も最初は「対空と対地を両方持てば無敵だろう」と思った。ところが実際に飛んでみると、両方とも中途半端な弾数で、肝心なところで撃ち切ってしまう。任務が片方に偏っているなら、1種類に絞ったほうがずっと楽だった。

兵装の種類と用途を比べたいときは特殊兵装の使い分けを確認してほしい。機体を買うための資金が足りないときは、MRP稼ぎの周回候補と注意点も参考になる。

空母エンデュランスそのものの話は空母エンデュランスの解説にまとめている。

艦上機の悩みは80年前から変わらない

ミリタリー好きとしては、この「まず空母に載るか」という順番に妙な既視感がある。

帝国海軍の零戦二一型は、主翼の端を左右50cmずつ折りたためる作りになっていた。空母のエレベーターに収めるためだ。どれだけ速くてよく曲がる戦闘機でも、空母に載らなければ艦上機としては使えない。性能より先に「載るか、降りられるか」が問われるのが艦上機の宿命で、AC8の機体選びも、まさにその順番で考えると失敗が減る。出撃画面で選べる機体が絞られたとき、私はちょっとだけ帝国海軍の航空本部の気分を味わった。

買う前に知っておきたい「機体ツリー」の仕組み

AC8の機体は、AIRCRAFT TREE(機体ツリー)でMRPを払って解放していく。ここで知っておきたいことが4つある。

1つ目は、機体の値札だけでは済まないこと。ツリーには機体と機体のあいだに強化パーツや特殊兵装が挟まっていて、それも順に買わないと先へ進めない。国内の攻略サイトの集計では、初期機のF/A-18CからF/A-18Eまでたどり着くのに、途中のパーツ代を含めて約41万MRPかかる。F/A-18E本体は24万MRPなので、値札の倍近い出費だ。値札だけ見てMRPを貯めていると、途中のパーツ代で計算が狂う。ここは遊んでいて何度も「話が違う」と思ったところだ。

2つ目は、機体を解放すると標準の特殊兵装が1つ付いてくること。残りの特殊兵装は別にMRPを払って解放する。つまり「この機体のこの兵装が欲しい」なら、兵装代まで含めて予算を見ておく必要がある。

3つ目は、同じ機体の2機目以降が安いこと。ジョーカー隊はプレイヤーを含めた4機編隊で、僚機も同じ機体で飛ばしたいなら同型機を揃えることになる。国内攻略サイトの集計では、2機目以降は初回価格の8分の1ほど。F-35Cなら55万MRPに対して1機あたり7万MRP弱になる。安いとはいえ3機分なら馬鹿にならない額なので、自機を買える額ぴったりで予算を使い切らないほうがいい。

4つ目は、僚機の特殊兵装が自機と同じ組み合わせになるとは限らないこと。これは編隊画面で「あれ、自分と違うぞ」となったポイントだ。F-22Aで編隊を揃えたとき、自分の機体は4AAMとQAAMにしたのに、僚機のF-22AはXSDBと4AAMになっていた。空戦用に揃えたつもりが、僚機は爆弾を抱えて飛んでいく。編隊を組むときは機体名だけで判断せず、編隊画面に表示される僚機の兵装を見てから買い足すのが確実だ。迷ったら、任務に合わせて編成を組んでくれる自動編成機能に一度任せてみるのも手だ。

ちなみに、オンラインモードは進行もセーブデータも別になっている。キャンペーンで貯めたMRPや買った機体がそのままオンラインで使えるわけではないので、そちらはオンラインモードの解説を見てほしい。

序盤のおすすめ|F/A-18Cは降りなくていい

F/A-18Cの後方視点
F/A-18Cの後方視点。ターゲット、速度、残弾を同じ画面で確認できる。 AC8公式/©Bandai Namco Entertainment Inc.

最初の機体、F/A-18Cホーネットは無料で手に入る初期機だ。特殊兵装は4AAM、UGB、LASM。空の敵、地上の目標、艦艇と、一通り手が届く構成になっている。

正直に言うと、乗り始めは少し重たい機体だと感じた。旋回の切り返しでワンテンポ遅れる感じがあって、早く乗り換えたいと思ったのも事実だ。ところが、機動性やエンジンまわりのパーツを足しながら飛んでいるうちに、だんだん手に馴染んでくる。結局、私は中盤に入ってもしばらくこのホーネットに乗っていた。初期機なのに、思っていたよりずっと長く付き合える機体だった。

苦戦の原因は機体とは限らない

序盤でつまずいたときにまず疑うべきなのは、機体ではなく目標の順番だ。

私が最初に壁にぶつかったのは、ミッション5の輸送艇の護衛だった。何度やっても守りきれず、機体を買い替えようかと本気で考えたくらいだ。ところが、輸送艇にとって脅威になる目標から優先して倒すように順番を変えたら、同じホーネットのままあっさり抜けられた。ここで高い機体に買い替えていたら、同じ順番で戦って同じところで落とされていたと思う。

それ以来、失敗したときは機体のせいにする前に、ブリーフィングと画面のTGT表示を見直すようにしている。何を先に倒すべきかが分かると、たいていの任務は今の機体で抜けられる。機体を替えるのはその後でいい。

F/A-18Cを続投して浮いたMRPは、パーツや次に欲しい特殊兵装に回せる。序盤の金欠を一番確実に防ぐのは、実はこの「乗り換えない」という選択だったりする。

自衛隊ファンの寄り道候補:F-2A

洋上迷彩をまとった航空自衛隊のF-2A
洋上迷彩をまとった航空自衛隊のF-2A。F-16を基に、主翼や胴体を日本の任務向けに改めた。
写真:Toshi Aoki – JP Spotters/Wikimedia Commons/CC BY-SA 3.0

国産機びいきとしては、F-2Aにも触れておきたい。価格は13万MRPと序盤から手が届く。特殊兵装はLASM、UGB、HVAAで、対艦攻撃に強い機体だ。実機のF-2が対艦ミサイルを4発抱えて洋上の敵艦を叩く役割を背負っていることを思うと、なかなか味のある再現になっている。日の丸の機体で敵艦隊に突っ込めるというだけで、やっぱり気分が違う。

ただし実機は陸上の基地から飛ぶ戦闘機なので、空母から出る任務で選べるかは出撃画面で確かめておきたい。実機の話はF-2戦闘機の解説で書いている。

序盤〜中盤|スーパーホーネットはEとFのどっちを買う?

空母エイブラハム・リンカーンから発艦したF/A-18F
空母エイブラハム・リンカーンから発艦したF/A-18F。E型と違い、前後に2つの座席を持つ。
写真:U.S. Navy photo by Mass Communication Specialist 2nd Class James R. Evans/Wikimedia Commons/Public domain

F/A-18Cからの最初の乗り換え先として、一番自然なのがF/A-18E/Fスーパーホーネットだ。艦上機のまま性能を上げられるので、空母任務の心配をせずに済む。価格はEもFも24万MRPで同じだが、積める特殊兵装がまったく違う。ここは私もかなり迷ったところで、見ずに買うと後悔する。

項目 F/A-18E F/A-18F
特殊兵装 QAAM、6AAM、SOD 4AAM、LASM、GPB
向く場面 空戦、動かない地上目標が密集した場所 艦艇、動く地上目標、硬い目標
注意点 艦艇を遠くから狙う手段は乏しい 機動する敵との格闘戦はQAAMほど楽ではない

両方乗ってみた私なりの結論は、空戦や止まっている密集目標が多いならE、艦艇や移動する地上目標が多いならF。艦艇が入り組んだ任務では、FのLASMで遠くから部位を狙えるのがありがたかった。

ただし「Eは空戦専用、Fは対地専用」と決めつけるのは違う。EのSODは止まった地上目標をまとめて処理するのが得意で、対地任務でも十分に出番がある。逆にFの4AAMは、敵の編隊がまとまっているうちなら空戦でも使える。結局は、次の任務の主な目標に対して、どちらの特殊兵装が噛み合うかで選ぶことになる。

ちなみに実機のEは単座、Fは複座。ゲームでもFのほうが対地・対艦に寄せた構成になっているのは、後席に兵装担当を乗せて攻撃任務をこなす実機のイメージに近い。こういう細かいところで「分かってるな」と思わせてくれるのが、このシリーズのずるいところだ。実機のスーパーホーネットについてはF/A-18E/Fスーパーホーネットの解説で詳しく書いた。

中盤以降|Rafale MとF-35C、好みで選ぶSu-33

Rafale M|キャンペーンの半分を任せた相棒

フランス海軍のラファールM
フランス海軍のラファールM。陸上型のC/Bとは異なる、空母で使うための単座型だ。
写真:U.S. Navy photo by Mass Communication Specialist 3rd Class Karl Anderson/Wikimedia Commons/Public domain

中盤以降の私の主力は、35万MRPのRafale Mだった。LAAMとLACMを積んで、キャンペーンのおよそ半分をこの機体で進めた。LAAMで遠くから敵を削り、LACMで地上の密集目標をまとめて片付ける。この組み合わせは手堅くて、乗っていて安心感がある。

途中で一度、もっと高いF-35Cに乗り換えたこともある。ところが結局、Rafale Mに戻ってきた。旋回性能を同じ条件で測って比べたわけではないので、ここは完全に私の好みだ。ただ、自分の手に馴染む機体の価値は、値札の差より大きいと実感した出来事だった。

僚機をRafale Mで揃えて、特殊兵装の使用を許可してLACMで対地支援させるのも強かった。地上目標が多い任務では、僚機のLACMが次々に目標を潰してくれる。ここは前の章で書いた「僚機の兵装が自機と同じとは限らない」問題が絡むので、編隊画面で僚機の兵装を確認してから揃えたい。

実機のラファールMは、フランス海軍の空母シャルル・ド・ゴールで飛ぶ艦上機だ。2025年にはインドも空母用に採用を決めている。実機の話はラファール戦闘機の解説にまとめた。

F-35C|万能だが「弾が足りない」問題は残る

チェサピーク湾上空で試験飛行するF-35C
チェサピーク湾上空で試験飛行するF-35C。A/B型より大きい主翼は、空母運用のための設計だ。
写真:Andy Wolfe/Wikimedia Commons/Public domain

55万MRPのF-35Cは、F-22AやSu-57と並ぶ高額機だ。ツリーの道筋としては、スーパーホーネットから電子戦機のEA-18Gを経由してたどり着くルートになる。EA-18Gは自分で乗らなくても、僚機に回すと支援役としてしっかり働いてくれるので、寄り道が無駄になりにくい。EA-18Gの実機についてはEA-18Gグラウラーの解説で書いている。

艦上機でありながら対地も対空もこなせるので、空母任務を気にせず最後まで使えるのがF-35Cの強みだ。初めてのキャンペーンで買う機体に迷うなら、このF-35Cルートを一本の軸に決めてしまうのは分かりやすい選択だと思う。

ただ、高い機体を買えば弾の心配がなくなると思っていたら、そうでもなかった。私は8AGMを含めて特殊兵装を2種類積んでいたが、地上の目標が多い任務ではやはり弾が足りなくなった。8AGMは同じ敵に重ねてロックしてしまうこともあって、思ったほど数を減らせない場面もある。先ほどの公式仕様のとおり、2種類積めばそれぞれの弾数は減る。55万MRPの機体でも、弾切れの管理からは逃げられない。

Su-33|QAAMで格闘戦をしたい人に

18万MRPのSu-33は、QAAMで敵の後ろを取って格闘戦をするのが楽しい機体だ。ポストストール機動を使える数少ない機体の一つでもある。実機は旧ソ連時代に空母アドミラル・クズネツォフ用として開発が始まった艦上型フランカーで、こういう機体が空母任務の候補に入ってくるのも、AC8の機体選びの面白いところだ。

ただし、得意なのはあくまで格闘戦。遠距離の撃ち合いや対地任務まで無条件に強いわけではないので、「QAAMで敵の後ろを取るのが楽しい」と感じる人向けの一機だと思う。

任務で持ち替える機体|速さが要る任務と周回用

常用機とは別に、特定の任務のために持っておきたい機体もある。遊んでいて痛感したのは、AC8には「機体の総合力」より「その任務が求める一点」が効いてくる場面があるということだ。

MiG-31B|追撃任務の「足」

その一点を一番思い知らされたのが、ミッション9だった。私はA-10で出撃し、見事に苦戦した。振り返ってみると、足りなかったのは火力ではなく速度と加速だった。

その反省を生かしたのがミッション15だ。ここでは13万MRPのMiG-31Bに速度系のパーツを足して出撃し、速さで押し切った。どの機体が強いかより、その任務が何を求めているかで選ぶべきだと、身をもって学んだ2つのミッションだ。

もっとも、MiG-31Bが常用機として旋回も対地も空母任務も最高という意味ではない。あくまで「足が要る任務用」の一機として考えたい。実機のMiG-31は、マッハ2.8級の速さで敵機を迎え撃つために作られた迎撃機で、そもそも格闘戦をする飛行機ではない。

Su-35S・F-15E・Su-34|クリア後の周回で光る機体

空中給油後のF-15E
空中給油後のF-15E。制空型から発展した複座の戦闘爆撃機で、機体側面にコンフォーマルタンクを備える。
写真:Senior Airman Brett Clashman/Wikimedia Commons/Public domain

クリア後のMRP稼ぎでは、私はミッション16とミッション27をよく回している。ミッション16では、Su-35Sで標的の船を見分けながら6AAMでUAVを片付ける。ミッション27では、F-15EのSFFSやSu-34の爆弾で、地上の密集目標をまとめて吹き飛ばす。どちらも慣れればSランクで回せるようになって、なかなか気持ちがいい。

ただし、これはクリア後に選べる最高難度ACEで、機体もパーツも買い揃えた状態での話だ。初回の、まだ何も持っていない段階で同じことができるとは限らないし、空母任務にそのまま持ち込めるわけでもない。周回に特化した強みとして見ておくのがいい。

Su-35Sの実機はSu-35の解説、MiG-31やSu-34はロシアの戦闘機一覧で紹介している。

クリア後|FA-36とX-40は「最後に買えるから最強」ではない

ミッション30をクリアすると、FA-36(75万MRP)、電子戦機のEA-36(75万MRP)、X-40(100万MRP)が買えるようになる。X-40は、F-22A、F-35C、Su-57のどれかを持っていることも条件になっている。

FA-36は、SASMとSODを積んで最高難度のSランク取りに使っている。集団の空戦にも地上の密集目標にも対応できて、クリア後の任務ではかなり頼りになる。一方でX-40は、100万MRPを貯めてようやく買ったのに、特殊兵装の弾数に満足できなかった。最後に解放される一番高い機体だから最強、という期待はあっさり裏切られた。ここまで遊んできた実感としても、AC8は「一番高い機体が一番楽」というゲームではない。

なお、ACE PASSの報酬機体ADFX-02 Morgan -PIXY-は、キャンペーンでは全ミッションをクリアしてから使える。詳しくはACE PASSの解説を、早期購入特典のF-14Aについてはエディション違いの解説を見てほしい。

段階別おすすめ機体の早見表

段階 機体 MRP 選ぶ理由 注意点
序盤 F/A-18C 初期機 艦上機で空・地上・艦艇に手が届く。浮いたMRPを強化に回せる 目標の順番が原因の失敗は機体では直らない
序盤〜中盤 F/A-18E 24万 QAAM・6AAM・SOD。空戦と止まった密集目標向き 艦艇を遠くから狙う手段は乏しい
序盤〜中盤 F/A-18F 24万 4AAM・LASM・GPB。艦艇や動く目標向き Eと同じ機体の色違いとして扱わない
中盤以降 Rafale M 35万 LAAM・LACMで長く使える。僚機の対地支援役にも 評価は好みの面が大きい
中盤以降 F-35C 55万 艦上機で万能。初回ルートの到達点として明快 2種類積むと弾切れしやすい
好みで Su-33 18万 QAAMで格闘戦を楽しめる 遠距離戦・対地まで万能ではない
任務用 MiG-31B 13万 追撃など速さが要る任務 常用機向きではない
周回用 Su-35S/F-15E/Su-34 24万〜35万 6AAMや爆弾で周回しやすい パーツを揃えたクリア後の話
クリア後 FA-36/X-40 75万/100万 FA-36は最高難度の攻略で頼れる X-40は高額でも弾数に不満が残る

MRPは機体本体の解放価格。ツリー途中のパーツ代は別にかかる。

MRPを溶かす3つの買い方

ここまでの話を、失敗のパターンとしてまとめておく。どれも私自身が遊びながらやらかしたり、やらかしかけたりしたことだ。

1つ目は、使う予定のないルートに手を広げること。ツリーは途中のパーツ代がかさむので、あちこちの枝に少しずつ投資すると、どの機体にもなかなか届かない。初回はF-35CルートやRafale Mのように、軸にする道筋を一本決めたほうが結果的に早い。

2つ目は、僚機4機分を「自機と同じ兵装になる前提」で買い揃えること。前に書いたF-22Aの件のとおり、僚機の兵装は自機と同じになるとは限らない。編隊画面で実際の兵装を確認してから買い足せば、無駄な買い物を避けられる。

3つ目は、なんとなく性能不足を感じて高額機に飛びつくこと。足りないのが「役割」なのか、それとも「目標の順番」や「操縦」なのかを分けて考えたい。艦艇を沈める手段がないなら機体や兵装を替える意味があるが、敵を追い越してしまう、輸送艇を守れないといった悩みは、機体を替えても直らないことが多い。ミッション5で買い替えを考えた私が言うのだから間違いない。

実機ファンの楽しみ方|艦上機の世代交代をプラモで並べる

遊んでいて一番ニヤッとしたのは、序盤から中盤にかけての乗り換えの流れだ。F/A-18Cからスーパーホーネット、そしてF-35C。これは実は、アメリカ海軍の空母航空団が実際にたどってきた世代交代そのものだ。ゲームで乗り継いだ機体を模型で並べてみると、同じホーネットの名前でもスーパーホーネットがどれだけ大きくなったかがよくわかる。

Rafale Mそのもののキットは登録がないが、同じラファール一族の空軍型Cなら1/48で手に入る。艦上型のMとは脚まわりや着艦フックが違うので、見比べるのも楽しい。キャンペーンの半分を一緒に飛んだ相棒なので、私はこれを一番作りたい。

ゲームで対艦任務を任せた人には、国産のF-2Aもおすすめしたい。対艦ミサイルを抱えた姿は、実機の役割がひと目でわかる。

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投資家目線|AC8の格納庫は西側防衛産業の縮図

AC8の機体を作っているメーカーを見ると、ちょっとした防衛産業の地図ができあがる。F/A-18シリーズ、EA-18G、F-15Eを作ったのはボーイング。F-35CとF-22Aはロッキード・マーチン。ラファールはフランスのダッソー、グリペンEはスウェーデンのサーブだ。

なかでもボーイングは、スーパーホーネットの生産が終わりに近づく一方で、米空軍の次世代戦闘機F-47を勝ち取った。ロッキード・マーチンはF-35の生産と整備で長く稼ぎ続ける構図にある。ゲームで乗り比べた機体のメーカーが、現実ではどんな商売をしているのか。そういう目で見ると、防衛株のニュースも少し身近になる。詳しくはボーイング(BA)株の解説とロッキード・マーチン(LMT)株の解説で書いた。

※この記事は特定の銘柄の売買を勧めるものではない。株価や業績は変動し、元本割れの可能性もある。投資判断は自己責任で。

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よくある質問

初心者が最初に買うべき機体は?

急いで買い替える必要はない。初期機のF/A-18Cで序盤を進め、次の任務で足りない役割がはっきりしたら、スーパーホーネットのEかFを選ぶのが無難だ。空戦中心ならE、艦艇や動く目標が多いならF。

結局、最強の機体はどれ?

同じ条件で全機体を比べたランキングは見当たらない。私自身、55万MRPのF-35Cでも、100万MRPのX-40でも、弾数には不満が残った。最強を探すより、任務ごとに「出せるか・兵装が合うか・弾が足りるか」で選ぶほうが確実だ。

僚機の機体も買う必要がある?

僚機にも同じ機体で飛んでもらうなら、同型機を追加で買うことになる。2機目以降は初回より大幅に安いが、3機分となるとそれなりの額になる。また、僚機の特殊兵装は自機と同じ組み合わせになるとは限らないので、編隊画面で確認してから揃えたい。

空母任務ではどの機体が使える?

空母から発艦する任務では出撃できる機体が絞られる。序盤はF/A-18Cが頼りで、そこからスーパーホーネットやF-35Cといった艦上機のルートを伸ばしておくと困りにくい。手持ちの機体のうちどれを出せるかは、任務ごとの出撃画面で確認するのが確実だ。

オンラインで手に入れた機体はキャンペーンで使える?

オンラインモードは進行もセーブデータも別になっている。キャンペーンの機体選びとは切り離して考えたほうがいい。

まとめ|機体は「次の任務で何が足りないか」で買う

AC8の機体選びは、最強機に一直線で向かうゲームではない。空母任務に出せるか、目標に合う特殊兵装があるか、その弾数で足りるか、自分が狙いやすいか。この順番で見ていけば、MRPを無駄にすることはかなり減る。

序盤はF/A-18Cを続投して目標の順番を覚え、スーパーホーネットのEかFで艦上機の軸を固める。中盤以降はRafale MかF-35Cを主力にしつつ、追撃任務や周回には専用の機体を持ち替える。そして4機編隊のために、僚機の分のMRPを残しておく。

ここまで遊んできて思うのは、80年前の空母の上でも、ストレンジリアルの空母の上でも、艦上機選びの基本は同じだということだ。「載るか、届くか、足りるか」。これを押さえておけば、ジョーカー隊の格納庫はきっと頼れる機体で埋まっていく。

全機体のスペックと入手条件はAC8の機体一覧に、発売後の評価やアップデート情報はエースコンバット8の最新情報まとめにまとめているので、あわせてどうぞ。

これからジョーカー隊に入隊する人は、まずここから。

最後まで読んでくれてありがとう。機体ツリーとにらめっこしながら、これを飲んでMRPの使い道を考えている。

出典・参考資料

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この記事を書いた人

軍研ノート編集部のアバター 軍研ノート編集部 自衛隊・兵器 / 戦史 / サバゲー

自衛隊で6年間勤務した編集長を中心に、自衛隊時代の仲間やサバゲーを通じた知人と記事を制作。経験と公開資料をもとに、装備の仕組みや歴史、その背景にある人々の工夫を掘り下げています。「かっこいい」から、その先の理解へ。編集長のプロフィール → 運営・編集方針

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